北海物産　-産地の状況-

今回は10月18日、19日で福島県内でも特に蕎麦の産地として知られる、会津地方を見てきた。作付面積は県内で4000町歩、会津だけでその内3,000町歩をまかなっている。

近年どこでも同じことが言えるが、減反政策の関係で蕎麦の作付面積が増えている。ここも1,000町歩増えた。ただし転作農地のため品物としては「まだまだ」と言う感は抜けきらない。

しかしながら、このあたりには遠い昔から受け継がれた素晴らしい在来種がある。来年以降畑に蒔くのも種子更新をきちんとして管理していけば、必ずや近い将来一大産地となることでしょう。

また、どちらの農協を伺っても蕎麦に対する取り組みが素晴らしく、特に "JAあいづ" の猪苗代町にいたっては精選工場を新しく建て水分管理にもかなり気を使っている様子であった。工場の向かいには町営の蕎麦屋まで構えている有様だ。

今年は、当社にもこの猪苗代産が少しではあるが入荷する予定となっている。総体的に見ると、非常に高いポテンシャルを持っているが、まだまだこれから成長が期待できる産地であると思う。

10月18日撮影

Special thanks：福島県経済連金澤氏・JAみどり・JAあいづ・豊田通商 (株)

<< 第5回レポートへ

>>インデックスへ<<

第7回レポートへ >>

[ トップページ ]　[ 蕎麦粉の種類 ]　[ 産地の状況 ]　[ 蕎麦豆知識 ]

[ 通信販売 ]　[ 会社概要 ]　[ お問い合せ ]　[ 関連リンク ]